節分を過ぎて暦の上では春になりましたがお彼岸くらいまでは寒い日が続くのでしょうね。暖冬と言われますが充分寒くて早く夏にならないかと思ってます。
今回は9号です!
部品!(少なっ!)
今回はインテークマニホールド周辺を組み立てます。インテークマニホールドはよくインマニと略されますが、働きとしましてはガソリンエンジンは空気とガソリンを燃やして回しているのですが、その燃やす部屋(シリンダー)にガソリンと空気を混ぜて混合気にして燃やす部屋にぶち込む仕事をしている部分と言ったら良いのでしょうか。(直噴エンジンは混ぜないです)
こういった解説がないと記事がすぐ終わってしまいますので記事の肉付けという事で…。
まずは、インマニ部品にイグナイターをつけました。イグナイターとはエンジンでは混合気を圧縮したあとスパークプラグで点火し爆発を得るのですが、そのプラグに高電圧を供給する電気部品です。
昔はデストリビューターを使っていましたがNSXが登場したころから段々と無くなっていきました。
そして大きなインマニ本体に取り付けました。
左のインストールパイプホルダーも取り付けます。
そしてランナーに付いているのはインジェクター。ガソリンを噴射する装置です。NSXではガソリンを燃やす部屋が6つありますからインジェクターも6つ存在します。
1つ1つ切り出したインジェクターをインマニ部品に取り付け。今回は作業用のピンセットも付属されていました。
6つ装着完了〜。
そしてインジェクターまでガソリンを供給するフューエルパイプを装着。
フロント側、リア側と2つあります。
ホース部品を指定の260mmにカットし、小さいプレッシャーレギュレーターコネクターに取り付けます。
そしてフューエルパイプに装置。ここではフューエルパイプ内の圧力が一定以上になった場合にはプレッシャーレギュレーターが作動し弁が開き、ガソリンを燃料タンク側に逃して圧を下げます。圧力が一定でないとエンジンに安定した燃料供給が出来ないですからね…。
よって、この長いホースは燃料タンクに続きます。
前回までに組み上がっていたエンジン本体にインマニを取り付けますがそのベース(黒い部品)を取り付けます。
さらにその上に今回組み立てたインマニ部品を取り付けます。
そして前後2本のフューエルパイプを繋ぐパイプを50mmカットし装着。
前後圧力共有の為に繋ぐのでしょうね。
以上にて今回の作業は終了となります。
ここまで進むとインマニカバーまで被せたくなってしまいます!(そして被せちゃった)
うおお…C30Aエンジンが確実に組み上がって来ている…。
次号が届くまで3週間前後あります。
春と次号が届くのを待ちぼうけですw
次回をお楽しみに〜🤚